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「カウンターにはアヤがいるし、都那も楽しそうに常連の奴らと話してたからさ。
少しの間1人にしても大丈夫だろうと思って、俺は屋根裏のベッドに寝転がったんだよ。」
「うん。」
「そうしたら、駐車場の方で男女の話し声が聞こえてさ。
しかも男の方は片言の日本語で。
気になって、そっと窓の外を覗いたんだ。
そしたら・・・。」
「そしたら・・・?」
大きく息を飲み込み、俊哉の表情に注目する。
俊哉は少し言葉を躊躇した後、真剣な顔でこう話した。
「お前が、ミックの車の助手席に乗せられそうになってたのさ。」
「・・・私が!?」
「ああ・・・。
かなり酔っ払ってたみたいだし、覚えてないか?」
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