第四雫†ヴァンパイア

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箱の背面は鍵がついており…鍵を持つ者しか開けられない様だ。 『これが…ヴァンパイアが言っていた…“わかる”物…?』 『…鍵か…仕方ない、上を壊すか』 膝に手を置きながら体をかがめるシュヴァルツがその箱を覗く。 その横でロッジが持参した短剣で接着部分を壊そうとした。 がつ、がつっと短剣で継ぎ目を刺すも、異様に頑丈な箱は少し傷が付く程度。
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