第四雫†ヴァンパイア

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(壊して中に面倒なものがあると困るしなぁ…) 『……よし、私が。貸して』 ロッジがどうするかと思案していると、そう言いながらシュヴァルツがひょいっとそれを持ち上げた。 細い隙間に手を填めると… 『えい』 …まるで引き出しを開ける様にスムーズかつ軽い動作で箱を破壊した。 『あー!お前は相変わらず…壊したら元に戻せないだろ!』 『えへへ』 彼が破壊した箱の中には、封筒がぎっしりとつまっていた。
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