第四雫†ヴァンパイア

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『遊んで来ただけサ。 それより、パパのお願いどおり… ローザの総隊長様に逢ったよ、パパ 今日は、彼と遊んじゃった♪︎』 闇に向け、フフと笑う紅いヴァンパイア。 『ほう……ちゃんと逢えたのかい、良かった』 再び闇からは感嘆の声が響いた。 『彼ー…』 『シィー…いいよ』 紅いヴァンパイアが声を発そうとした所で、しなやかで白い指は月にぼやける自らの口を遮った。
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