第一雫†聖なる地の聖なる青年

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『我等ローザの戦士様に勝利と栄光をお祈り致しますー… 祈祷の間での祈りが出来ない罪をお許し給へー…』 この会議室でピルカの声以外は全て追い出されてしまった様だ…静寂が時を支配し、ピルカが眼を開いた。 『お待たせ致しました、ロッジさんに先輩』 そう告げると、目を閉じていた2人も目を開いた。 『良し、行こう。 ゴブリンが村に入って来てたら応援を呼ぶから、周辺の捜査。住人を避難させるのが最優先だ。 ゴブリンは仲間を率いる時があるからな』 『了解なのです。もしこちらにも何かいたら、連絡の上わたくしが掃討いたします』 ボルケーノの言葉にロッジがうん、と頷き、ロッジ・ピルカ・ボルケーノの3名は先ほどと同じ様に敬礼をした。 死を恐れるな!薔薇に誇りを!!! 死を恐れるな!薔薇に誇りを!!! 死を恐れるな!薔薇に誇りを!!! ―これはロッジ達の出撃合図だろうか。 軽く準備運動をしたロッジが、先ほどと同じ様に敬礼をすると長いトゥーハンドソードを背負い、急ぎ足でその場を後にした。 image=482795208.jpg
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