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『ま、俺らの班も負けてぁいなかったぜ！！隊員は互角だ！
何がってお前の黄色い声援が士気失うってかよぉ…実力を出し切れなかったんだよ。ベリエネール…お前男の癖にキャーキャーしやがって！！』
『アラ、やぁねージェダちゃんったら！！それくらいで士気下がったら…かわいくない悪魔ちゃんの前で心配よぉ～……ってか何よそれ失礼じゃないの』
ベリエネールと呼ばれる１～５班の管轄を担う総合長が上品に口元を手で覆い、ふふ…と笑う。
其処へ、先ほど三人を見つけ真っ先に挨拶をした女性隊員が、また真っ先に走り寄ってきた。
『すみませんでしたぁ！あいさつしなきゃって…！』
滝の様に汗をかき、変わらずぜえぜえと肩で息をする。
『礼儀正しい事は凄く大事なんだけど、打ち合いの間、戦闘中はそっちに集中しろよ』
腰のあたりまで伸ばした長い三つ編みのレモンイエローの瞳を持つ猫目が特徴的な蒼髪の隊員はロッジに肩を撫でられ、八重歯を見せて嬉しそうな笑みを見せた。
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