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観戦席で眼を輝かせる二人を見、先ずロッジ。
『…俺見られるの恥ずかしいんだよなぁ…見てるのは良いけど…』
それに続きシュヴァルツが口を開いた。
『…あの女性隊員は中々な見どころありますね、先輩。挨拶できる余裕があるんだもの』
『あれ、あいつ確か俺達“聖薔薇”の班員候補だぜ。
確か、オーディア=シャルドネルシリア。
この前の会議でジェダさんすげえ推してた
そのあと担当がベリエネールさんになったけど絶賛してたし昇格間違いないだろ』
ヴァイスも準備運動をしながら小さな言葉を交える。
『そう言えば来年の春に新しく編隊するんだっけ』
シュヴァルツが『ちょうどひとつの巡りを超えた先かぁ』…とつぶやくと、ヴァイスが即座に反応した。
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