第二雫†薔薇の聖戦士

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観戦席で眼を輝かせる二人を見、先ずロッジ。 『…俺見られるの恥ずかしいんだよなぁ…見てるのは良いけど…』 それに続きシュヴァルツが口を開いた。 『…あの女性隊員は中々な見どころありますね、先輩。んだもの』 『あれ、あいつ確か俺達“聖薔薇”の班員候補だぜ。 確か、オーディア=シャルドネルシリア。 この前の会議でジェダさんすげえ推してた そのあと担当がベリエネールさんになったけど絶賛してたし昇格間違いないだろ』 ヴァイスも準備運動をしながら小さな言葉を交える。 『そう言えば来年の春に新しく編隊するんだっけ』 シュヴァルツが『ちょうどひとつの巡りを超えた先かぁ』…とつぶやくと、ヴァイスが即座に反応した。
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