第二雫†薔薇の聖戦士

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『もぅ、ロッジちゃんったらお茶目さんねぇ…』 彼も規定違反を理解している為、頬に手を当て困った表情を向ける。 『な?少し目瞑っててくれないかな……ベリエネールさん。 ほら、あの子にも実戦の気迫とか 今は騎士隊にいて余裕かもしれないが今後はそうでなくなるかもしれないし』 『…………じゃあ、危なそうだったらちゃんとお互い素直にギブアップするのよ?アタシが中止したら、素直にやめる事。 無茶して何かあったらお咎めじゃすまないわよ』 つん、とロッジの頬を突いたベリエネールが観客席でなく、普段試合中に総合長が立つ審判エリアに立ち、ベルを持った。
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