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とくちゃんの事件から1ヶ月が経った11月のある日曜日。
俺は友達を家に呼んでいた。
ピンポーン
俺はインターホンがなると玄関の扉を開けた。
ガチャ
「たかっち!来たよ~ん!」
俺は須賀屋を呼んでいた。
「まぁっ上がってよ!」
「おじゃましま~す!!」
須賀屋はキッチンの側のテーブルに座った。
「紅茶?それともお茶?」
「紅茶でいいよん!!」
「はい。わかりました」
俺は紅茶を作り始めた。
「たかっち!りさってよく家来るのん?」
須賀屋は俺の家を見渡しながら言った。
「来るよ!ほぼ毎週日曜日昼前に」
「へ~!じゃ~りさこの手料理とか食べてるんだぁ~?」
「食べてるよ。昼前に来るからたま~に作ってくれるんだよ!」
「たま~に?」
「そう!たま~に。りさこ今、料理を勉強中らしいよ!」
「たかっち……幸せそうだね!」
「……うん!幸せだ!」
「で…幸せなたかっちがなんであたしを呼んだの?」
コトン
俺は紅茶を須賀屋の前に置いた。
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