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「バ―で飲んだ日、俺もかなり酔ってたから、
おまえの酔った姿とか声とか、妙に色っぽくてムラムラして。
このまま俺のものにしてしまおうか…って思って、
途中までしたんだけど…」
「は? ちょ、ちょっと。途中って、何? 何をどこまでしたの?」
あたしは新谷の腕を掴んで揺さぶって責め立てる。
「もういいだろ、済んだことだし。
それにもっとすごいコト、もうしちゃったしさ?」
しらばっくれないでよっ!!
「よくないっ!! あたしが朦朧としている間に何したのよ、
言いなさいよっ!!」
あたしは新谷の髪の毛をぐしゃぐしゃにかきむしった。
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