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・・・・イメージ・・・かな?
幼い頃
初めて会った時から貴女は
春の温かな光みたいな人でした
暖かくって、優しくって
どんな人でも包み込んでくれる光
そんなあなたが僕は大好きでした。
でも貴女は突然、僕の前から
本当に一時の幻の様に消えた
理由は分かっていました
嫌になるほどに・・・
でもまだ幼い僕には
貴方に会えない日々は
分かってても耐えられなかった
だから、
僕は貴方に貰った暖かさと共に
悲しく寂しい心ごと
心の隅に封印しました
自分を保つために
また会えると決まっていたから
大人の理由で・・・本人の意思なく
だけど、そんな理由なく会いたかった
でも現実は会わせてくれませんでした
唯一人を通じて聞いた話は
彼女の両親が事故で死んだこと
父方の親戚の家に預けられたこと
その後、彼女の消息は途絶えました
だけど探してもこの頃の僕の力だけでは
見つけることが出来ませんでした
いろんな女や大人が自分やほかの女が
許嫁だと偽ってきたました。
時には彼女から僕があげた
唯一の思い出のネックレスを持って
現れた奴もいました
たぶん、親戚に預けられた後
施設にでも預けられたんでしょう
数多くの施設を転々としていました
僕が行ってみる事もありました
人の黒い部分をこの事がきっかけで
山ほど見てきました。
彼女の親戚なのに・・・
同じ家で生活していたはずなのに
気がつけば僕、前の様に人を
心の底から信じられなくなってました
それから数年後
僕の諦めたかけた願いが叶った
星の数ほどいる人並みの中から
運命的な再会して、
貴女に会ってしまいました
酷い環境でも昔と変わらない
いいえ、さらに心が美しい女の子として
なのに僕は彼女が成長していても
一目で分かったのに
彼女は僕の事を覚えてなかった、
だからなのでしょうか
この出会いを無駄にしてくないと
すぐ行動してしまったのは
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