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貴女、前世は魔法使い何のでしょうかね?
不思議と自然と笑える僕にしてくれた
貴女と再会して
ほんの些細な事で貴方を嫌った僕
本当は分かってた
あの頃、なんの前触れもなく僕の前から
こつ然と消えた、貴方が星の数ほどいる人並みの中から
奇跡の様な偶然で再び僕の前に現れた事に
でも、認めたくなかったんです
こんな前以上に汚い僕が
あの頃より綺麗になった貴方の前に立つことを
なのに
恐れてしまったんです
また貴女が僕の前から消える事を
傲慢になってしまったんです
この時だけでは終わりたくないと
どんな形でもいいから
貴女とまた一緒にいたいと
一時期の感情で貴女に向かって
いくら謝っても許されない
酷い事をいっぱいしてしまった僕
貴女を愛する資格なんて無い
一緒にいる事も許されないのに
貴女に愛されていない
嫌われている事も分かってます
でも・・・だけど
どんなに惨めだと自分で心の底で
皮肉交じりで思いながらでも
貴女の、その力強い瞳で睨まれようと
物事をはっきり言う
本当は自らの弱さを隠すための強がりな言い方で
何の迷いもなく「大嫌い」と拒絶されても
今だけは、どうか
身勝手な事は分かっていますが
それでも、どうか僕の心を支配する
黒々しいマグマの様にドロドロとする
酷く見苦しい傲慢な色んな負の感情と
貴方が僕以外の男性と話しているだけで
僕の心を渾身の力で握りつぶしてくる嫉妬心が
僕から消えるまで、お願いです。
「・・・・ぐっすん」
貴女の前に立つことをお許しください。
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