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「僕はね九条さん――僕、本当はあの日あなたに言いたかった」
だけど時に彼は
僕の期待を大きく上回るギフトをくれる。
「何度も何度も――愛してるって」
これが毒の花の正体だって
ようやく分かった。
だから僕は
「愛してた――?あの日から僕を?」
もっともっと深みに嵌る。
「ううん。出会った瞬間から」
「いいや。きっと出会う前からさ――」
彼こそ僕が
耽溺する愛の権化――。
おまえの首に口づけしたよ番外編
九条敬編 ★ 白の寵愛
【完】
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