第1章

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不安過ぎて夜眠れないかも.... 夜・・・ かぁ~やっぱり眠れない! ヤバいなぁ~… 良い安眠方法無いかね..... 翌日 AM:5:00 完全な寝不足だよ...これ。 こんな毎日、耐えられない....! トントン 階段を降りていくと... あ、この前の人は今の俺のお母さんに当たる人で父親が結婚したとかそーゆー訳じゃなく、昔今のお母さんに...... 10年前・・・・・ 「この子は私が引き取ります!」 「あぁ?引き取るだと?これは俺の息子だ!引き取りゃさせん。」 「この子をろくに学校にも行かせず飲んだくれの貴方が言える事ですか!!」 「くっ.....」 「大丈夫?晴君。」 「........」 「今度から私が貴方のお母さんだよ。よろしくね。」 「......」 最初は疑った。この人も俺に暴力を振るうんじゃいかって。 でも、違った。 「晴君、この服どう?晴君にぴったりだと思って買ってきちゃった!」 この頃はもうこの人の家で生活をしていた。 「...うん。」 「慣れない?それとも、お父さんの所に戻りたい?」 「イヤだ!!絶対戻りたくない!」 「じゃ、ここで一緒に暮らそう?」 「うん。」 「決まりね。私の事はお母さんって呼んで良いわよ。」 「お、お母さん.....」 「良く出来ました。」 この時、母の愛情を貰った気がした。 そして、現在もその人と暮らしている。名前は笑(えみ)さんだ。 その名の通り良く笑う人だ。 俺が、早目に起きてきておはようと挨拶すれば笑さん(お母さん)が必ず....... 「お母さん!?」 目の前にお母さんが倒れてる。 まず、119に電話して...... 裕也にも取りあえず連絡..... だけど、先に119番! 電話した所後、10分程度来るらしい。 裕也に連絡..... プルルル....プルルル.... 『はい。』 「裕也?」 『ハルっち?!どうしたの?こんな朝早く!』 「朝、起きたらお母さんが台所で倒れてて......それで、俺119番に連絡したんだけどどうしよ....」 『おばさんが倒れたの?分かった。俺も晴の家に行くから。晴が不安だとおばさんも元気にならねぇから。』 「うん。」 『待ってろ。』 裕也が凄く力強かった。 裕也に電話して良かった...
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