第1章

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ハルっちへ 結局、今日の相談出来なかったから明日改めよう!と思って早速メールしたんだよん(笑)え?誰からメアド聞いたかって?それは、俺の情報網が導き出したのさっ(笑)そんで、明日は学校も休みだし俺お気に入りのカフェで聞いくんない?ハルっちが相談に乗ってくれて答えが出たならそれは信用出来るからさ(笑) P.S. ハルっちの家に迎えに行くから! ワナワナ...(怒) 「訳分んねぇ!!」 まぁ、元々裕也はバカだって知ってるけどさ、バカもバカなりになんとかなんねぇのかよ!! しかも、裕也の相談なんて今日の今までされた事ねぇだろって! って、裕也になんか仕組まれてんの?! 俺、なんかの操り人形みてぇじゃん! 「俺の都合も聞かずに話を進めるなっ!」 あー、ムシャクシャする! 俺ら、元々...と言うか全然仲良く無くて、裕也の方から積極的に話してきて、そんで、知らない間にクラスや学校中で『仲良すぎコンビ』って言われて....   「ってか、裕也の相談って何?」 あいつに悩みでもあんの? あの、ノーテンキ野郎が(怒) いつも、頭お花畑だろーが。 あの頭に必要なのは勉強だな。 勉強以外なら頭、働くんだけどな~… あの頭の回転を勉強に活かせないかねぇ
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