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俺(裕也)が思うに.......
晴って、何かしらの自分の気持ちと戦ってたりしてるのかな........
それで、上手く言葉にするのを躊躇したり、口に出せないのかもしれない。
俺が、聞き出すのはちょっと上手くいきそうにない。
時間をおいてからってのもアリだよな.....
そうして、時間をおいた裕也が目にしたのは『晴の涙』だった。
安仲や生徒会長の事で、晴が影響を受けた、と思っていたが何かが違う。
影響は影響でも、いつもの晴と全く様子が違うのだ。
それは、俺が、『誰かにとられる』と言う恐怖、と言うより不安。
どこからの噂で、真実か分からないのにちょっと信じ込んでいる。
これ以上、不安にさせたく無かったのに.....
まぁ、男同士ってのがまず最初の不安要素。
それと、晴の思い込み、勘違い........
今まで、晴を凄く不安にさせてきた。
晴にとっては、俺が、恋人でなく『女の子』が良かった......?
少なくとも、俺は、イヤだ。
晴以外好きになれそうにない。
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