第1章

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~翌日~ ピピピピ...ピピピピ.. 「ん....」 まだ、7時じゃん... 昨日、裕也のくだらない事で考え事をしてたから寝るのは遅かったけなぁ~… ってか、裕也メールで何時ごろ俺ん家に来るのか言ってねぇから着替えとくか... ピロリロリーン 「朝から誰だよ.....」 裕也からだった。 ポチ 件名:おはよー 起きてる~? 今から家出て、ハルっちの家に向かうよすぐ出れる用意しといてねー(笑) はぁ....こっちの気も知らないで。 仕方ねぇ。いっちょ、相談に乗りますか ・ ・ ・ ピンポーン 「はーい」 多分、裕也だな 「はよー、ハルっち。迎えに来たよ。」 「....出来れば来て欲しくなかった」 「ひどいなー(笑)じゃ、行きますか。」 俺の家から歩いて15分程度の所に裕也のお気に入りのカフェが有るらしい。 「ハルっち♪」 「何?」  「素っ気な!」 「仕方無いだろ。こーゆー性格なんだよ」 「ハルっち、人の事睨んだら友達も出来ないよ~?」 「...別にいい」 「そこだよ。妙に意地張るところとかさ」 「前から、人付き合いは良くなかったし、無理してまでも友達は要らない」 「そっか~…んじゃ、俺がハルっちの友達第一号ね!」 「勝手に決めんな」 「だって、ハルっちは無理してないでしょ?」 「はぁ~…裕也と居ると調子狂うと言うか何とか言うか....」 「ね?ね!俺達、友達ね!」 「もー、好きにしてくれ...」 「やったー♪」 俺にも、裕也と言う友達が出来た。
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