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晴のせいだからな!
「ちょっ!」
「何?」
「俺、なんかした?」
「散々、俺を煽っといて.....」
「あ、煽ってなんかいないし!!」
「その言葉と動きが無性にムラッとくんのね。」
「お、俺、そんなつもりじゃ......」
「俺もその気で来た訳じゃないけど、そうさせたのは、晴自身だからね。」
「も、良いよ。」
「何が?」
「俺も久し振りだから、溜まってるって言ってんの!!」
「また、そうやって俺を煽る//////」
「だ、だからっ!!!」
「も、黙って。」
「んっ!んぅ....」
「晴、キス下手になった?」
「っは、裕也としかキスなんてしないに決まってるでしょうが!」
「また、そう言う口を聞く。」
「んん?!んっはぁ.....」
「ね、ベッド、行こ?」
ギシッ
プチプチと晴の服のボタンを一つずつ取っていく音だけが聞こえる。
「綺麗なピンク色......かじりたくなる。」
「あ!あぁっ....んっんんん!」
「そう、焦るなって。」
「あ、焦ってなんて......」
「もう、俺が欲しくて堪らないんじゃないの?」
「うぅ/////」
「後ろ、ヒクついてるよ?」
「さ、触っちゃ!!」
ビクンビクンっ!
「そんなに、敏感にならなくても....」
(そっか、久し振り、なんだよね。
ま、俺も同じだけど。)
「解かした方がよく入る、かな。」
裕也のバックから四角いパッケージみたいな物をだした。
「それ、何?」
「これ?ローション。入りを良くしようと思ってね。」
「それ、いつも持ち歩いてるの?」
「いや、今日はたまたま。この前、知り合いに貰ったのをそのまま、しまっておいただけ。」
「ふ、ふ~ん......」
「疑ってるでしょ?」
「内心ちょっとね。」
「知り合いって言っても、姉貴だよ?」
「裕也のお姉さん?」
「そう。」
「そっか。」
全てに疑いをかけるのを止めよ。
「さぁ、疑いが晴れたところで......」
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