第1章

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「また、あの通り魔殺人か」 携帯を切り、咥えていた煙草を乱暴に灰皿に押し付けて立ち上がる。 顎髭をはやしたその男性の横にはまだ若い垢抜けない男が座っている。 「これで四人目ですね、先輩」 その男も咥えていた煙草を揉み消して、喫煙所から出て行く男性の後を追いかけた。
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