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トリー「ほい!出来たよ!」
ハドソン「有り難う!」
守りのマフラーと、トリーの靴下を手に入れた!
トリー「おや?そこのお嬢ちゃん。」
トキア「えっ?私?」
トリー「顔を良く見せて。」
トキアは、トリーに近寄る。
トリー「可愛いねぇ……孫も、貴方位だろうねぇ……。」
四人「???」
トリー「あたしの孫は、1才の時に、ストームバードにさらわれてね。「ソニア」って言う、女の子だよ。あたしの息子夫婦と、ソニアの両親は、助けに行ったんだけど、それっきり、帰って来なくなってねぇ……あれから9年。ソニアだけでも、生きていればねぇ……」
御守りを取り出す。
トリー「ソニアを見分ける印は、この、あたし手作りの御守りだよ。この御守りを持った女の子を見掛けたら、あたしに教えておくれ。」
トキア「あっ!その御守りは!」
トキアは、御守りを取り出す。
トリー「そ、その御守りは………!あんた、ソニアかい?」
トキア「私、良く分からないわ。私は、ディーマ様に拾われて育てられたの……。「トキア」って名前も、ディーマ様が付けてくれたの。」
トリー「御守りを、開けてご覧!裏地に、名前の書いた紙切れが、入っているよ!」
トキアは、御守りを開けた。
裏地に、何かが縫い込まれている。
中には、一枚の紙切れが、入っていた。
トキアは、古くなった紙を、そっと開いた。
そこには、力強い字で、こう書かれていた。
「命名、ソニア。」
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