第八章~少年ハドソンとサンドラの町、後編~

6/12
前へ
/39ページ
次へ
町の人「貴方はもしかして、伝説の火の貝の勇者様?!」 ハドソン「へっ?そうだよ。ってあれ?」 バード「皆さん、これは一体………。」 リンダ「どうやら、本を押すと、部屋の鍵が開く方式ですね。」 町の娘1「私達が寝ていると、突然兵士が来て、此処に押し込んだの。ゼニムさん。どうしたのかしら………。」 町の娘2「ゼニムさんは、何を考えてるのよ!こんな所、お肌に悪いじゃない!」 町の娘「私達、この骸骨みたいになるの?さっきまでの楽しい日々が、懐かしいわ……。」 ハドソン「わぁ……骸骨が……。」 一行は冥福を祈った。 町の人1「ゼニムさんは、皆を閉じ込めて、何をするんだろう?」 町の人2「一体、何がどうなってんだ?」 老人1「うちの爺さん、何やら、とんでも無い話を、聞いたらしいのじゃ。」 老人2「ゼニムの奴は、わしらに、飲ませて、食わせて、肥えた所で、ファットバジャーの、生け贄にしようとしたのじゃ!」 四人「な、何だって~!?」 骸骨が何かを握っている。 ハドソン「何これ?」 チクッ。 ハドソン「痛いっ!」 リンダ「大丈夫ですか?ハドソンさん。ベノムン。」 ハドソン「有り難う。」
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加