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そうなると俺を選んだのは不適切だ。
腐男子として影でホモカップルを見守るタイプの俺が、面倒事に巻き込まれることはほとんどなかったのだから。
俺しか外部生いないんだけど。
さすがに入学してすぐは、外部生珍しさに何度か先輩方に絡まれたりしたけど、すぐ収まったし。
今年はどうなるかなあ(他人事)。
「わかりました。ありがとうございます。それと、もう一つ頼みたいのですが、」
「へ、頼み？」
「お前に1年外部生3人のサポートをして欲しい。」
ここできたか俺様会長……
「サポート……ですか？」
「あなたがこの1年間何もなく過ごせたのはあなたの注意力が素晴らしかったから。ですから、1年生の外部生にも、それを教えてあげて欲しいのです。」
なんかめんどくさそうだな。
顔に出ていたのか、花山くんが睨んできた。
痛っ！花山くん肘で小突かないでよ！
「……分かりました、出来る限りのことはしてみます。」
はぁ……腐男子受け……(泣)
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