第12話 いつか忘れるモノ

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「あながち間違いじゃないけど……」 「Dカップまでいけるかもしれませんよ」 「って!なんでそんな事まで知ってる訳!?」 「洗濯は僕の仕事なので」 「あ……」 今の今までそういう部分に関して気付かなかった私が恨めしい。 「今後は洗濯に関しても考え直さなきゃ……」 お昼ご飯を食べた後はなんと動物園。 そんなに大きな動物園じゃないので、飼育されてる動物もたかが知れてるけど、彼はなかなか楽しそうだ。 「ナマケモノですね。この表情がとても可愛いです」 「え~……そうかなぁ……。私にはあんまり可愛く見えないけど」 「知ってますか?ナマケモノって実は、見ていないところですごい速さで動いてるんですよ」
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