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さすがの棗も剣道で勝負を挑まれては黙っていられなかったようだ
棗:「なら、俺が勝ったらお前も何かしらしてくれるのかよ?
…ていうか、お前誰だよ」
?:「何、通りすがりのジェントルマンだよ
そうだな…てめぇが勝ったら『すいませんでした』って土下座して帰る
オレが勝ったらレディとディナーデートだ♪」
人物は自慢気にそう言った
勿論その言葉に棗が反応しないわけはなく…
棗:「なっ!お前みたいな怪しいやつに雫預けられるわけねーだろ!!
受けてやる!
ただし、俺が勝ったらあんたの正体教えてもらうからな!!」
雫:「棗!挑発に乗って大丈夫なの?!」
任せとけと言って棗は竹刀を構えた
?:「よし、いいぜ
レディ、竹刀をお借りします」
雫:「あっ!はい」
雫が人物に竹刀を渡すと、人物は礼を言って離れるように言う
雫は言葉に従い、道場の壁際に下がった
雫:「棗頑張ってー!」
?:「簡単な話さ
竹刀を落としたら負け
まぁ、剣道より剣術に近いか?
オレを、レディを狙う切り裂きジャックだと思ってかかってこいよ」
人物は棗に対し身体を横に向け、右手だけで竹刀を持った
?:「安心しな、2分以内で終わるから」
棗:「そんなに余裕でいいのかよ
雫!合図頼むぜ!!」
雫:「わ、わかった!では、
始め!!」
掛け声と共に相手に向かって走り出した棗
棗:「(さぁ、どうでるよ!!)」
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