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雫:「なつくん、一回だけならやってもいいよ!」
まじか!と嬉しそうに竹刀を構える棗
棗:「じゃ、お前からこいよな」
雫:「じゃ、いくよ
はぁっ!!」
竹刀と竹刀がぶつかる音が響き渡る道場
真剣な顔の雫だが、棗は余裕の笑顔
棗:「まだ、甘い!!」
そういって上に振り上げられた竹刀は雫の頭上で止まった
すると、入り口からぱちぱちと拍手の音が聞こえてきた
海:「素晴らしかったですよ姫、また腕をあげましたね」
そういって出てきたのは海斗先生だった
雫:「見てたんですか!?」
えぇと言って海斗は棗を見た
海:「貴方もちょっとはやるようになったんじゃないですか?」
棗:「…なにしに来たんだよ」
そうでした、と思い出したように辺りを見回し出した海斗
海:「ここに、他校の生徒が見学に行きたいと言っていたので様子を見に来たんですけど…」
そのころ蝶華達は…
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