物語の始まり

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そのころ、雫の家では… 雫:「今日はお母さん達もいないし、何しよっかな~♪ 宿題、掃除、お買い物~♪」 陽気に歌を歌いながらこたつに入り、机の上に置いてあるみかんの皮を剥く。 雫:「今日はなつくんも自主練するっていって学校行っちゃったし…暇だな~」 テレビをつけてもクリスマス前でプレゼントの番組ばかり… 雫:「…プレゼントか。なつくんに今年はなにあげよっかな~。そうだ!プレゼントでも見にお出かけしよっかな~♪ そうと決まれば、まずこたつから出なければならない…」 そのこたつのことで悩みに悩んだ末に一旦出てみることにした雫 雫:「せーの!! う~~!やっぱり寒いなー!! よし、早速着替えますか!」 そう言ってリビングから二階の自分の部屋にダッシュする雫 部屋に入り、机の上に置いてある一冊の本に目線がいった 雫:「そういえば、借りっぱなしだったっけ。この話気に入ってるんだよな~。」 寒さを忘れて本を読み始めた雫は、買い物に行くことを忘れてしまったかのようにはじめから本を読み出してしまった。
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