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棗:「ここはフルムーンワールド、俺達はフルムワールドってよんでる」
蝶:「フルム…ワールド……?」
スイとキィを離して話し出す
雫:「ここは、現実世界とは違うの。ここにどれだけいても、向こうの時間は1秒ほどしかたっていない
そして、さっきの人はケイ。私たちをここに呼び寄せてゲーム、つまり、サバイバルをやらせる」
棗:「でも、ここに来るには雫と俺が二人同時にいないといけないんだ。
そして、ここではこの格好では動きづらいから、こっちでの能力を発動する。ま言うより見た方が早いな。雫!」
うん、と頷き二人は背中合わせになり、「イメージ」と唱えた
すると、棗は侍のような格好に、雫は巫女のような格好に変わった
雫:「で、これがその姿!」
だいたいこんなもんだろと説明の終わりを告げた
エ:「凄い!魔法みたいに格好が変わった!」
グ:「それに、微かにあった魔力もかなり上がってる」
蝶:「なら2人も獣人姿だ」
蝶華が言うと、2人の耳が黒狼の耳に変わり、尻尾がズボンから出た
犬歯と爪も鋭くなり、エンヴィーとグリードは契約獣・黒狼の獣人姿になった
蝶:「ケイという人物がどんなサバイバルゲームにするかまだ分からない
下界でないなら本来の姿になれるが、まずは様子見だ」
グ:「出来れば獣人姿だけで片づけてぇな」
エ:「雫を怖がらせたくないなぁ…」
エンヴィーとグリードは狼耳を触りますながら言う
キ:「まぁ、秋には問題ないみたいだな」
雫:「……来るよ」
雫がいったとたん、辺りはみるみるうちに変わり始めた
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