◆◆

5/23
前へ
/38ページ
次へ
いつもならすぐに過ぎるはずの30分が、今日はとても長く感じる。 特急電車で2駅先の街。 そこで毅一は待っているはずだ。 涙は流しちゃいけない。 まだ別れるって決まった訳じゃないんだから。 でも、本当に終わってしまったら・・・? 毅一と会う時が近付くにつれて緊張感が増してくる。 そして頭の中を駆け巡る妄想は、どんどんネガティブなものになっていった。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

233人が本棚に入れています
本棚に追加