「レノの図書館」について

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【司書とその仕事について①】 館長や司書たちはもともと、閲覧者として図書館を訪れた一般の人々です。 閲覧者として訪れた人間が司書になることを希望し、そこの館長に認められると司書となることができます。 司書にならないで帰ることもできますし、閲覧者として図書館に居続けることも可能です。 『レノの図書館』の司書になると、生命力が強くなり、通常の5分の1程度のスピードでしか歳を取らなくなります。図書館の外に出てもこのスピードが変わることはありません。 ※閲覧者など、司書以外で図書館内にいるヒトは館内でも年をとる速度は変わりません。 司書の主な仕事は、本の記憶を紐解いて閲覧者が本の記憶を読む手助けをすることと、本の修復、書架の整理など。 また、図書館の門を管理し閲覧者を見極めたり、図書館の外に「出張」し、本を集めてくるのも司書たちの大事な仕事です。 その中でも司書の一番の仕事である「本の記憶を紐解く」という作業には鍛錬が必要で、未熟なものが行おうとすると本はページを開いてくれません。
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