各地区の特色

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【ジグ地域】※和風イメージ 極東に浮かぶ小さな島。かつては科学や工業がとても発展していたようだが、資源の不足の問題で戦争前から人口の流出が起こっており、一部はゴーストタウンに近い状態となっていた。 災害後は建築物のほとんどが崩れ去り廃墟となっており、残った数少ない人々が各地に小さな集落を作って生活している。 四季の変化があり、比較的穏やかな気候だが、時たま台風などの被害にもあっている。 カタルシスによる地形変化で海岸線はほぼ切り立った崖のようになっており、潮の流れも強いため上陸は困難。 1箇所だけ潮の流れが弱く上陸が可能な場所があり、島に住む人々はそこから出入りしているが、外界から来た者がその場所を見つけるのは難しい。 島の中心にはチル山という高い活火山がそびえており、その付近の秘境で社を守りながら暮らしている一族もいるという。 【マリス地区】※中世ヨーロッパ風 カタルシスの被害がとても大きく、かつては更地同然だったが、現在の時点では復興が一番進んでいる地域。 中心街トロンの中央部には高貴な屋敷もいくつか並んでおり、資源の不足はあるものの比較的安定した生活を送る人々が多い。 また宝石取引などの商業も盛んで、義肢装具士や機械工たちも多く工房を構えている。 しかし一度郊外に足を踏み入れるとスラムが多く、その格差から起こる争いもあるため自警団が多く存在する。現在はかつての王族の末裔が、復興に向けて活動を始めているという噂もある。 北部にはリーゴス山脈という高山があり、それを越えるとカテリゴ北区に入る。
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