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「そんなことがあったんだ!!それで、高岡くんが愛の日記を持ってるんだ!」
「そうゆうこと」
「で……話しってなに?」
「は…話しって言うのは、愛のことな……」
トゥルルトゥルル
俺が橘さんに話そうとした時、電話が鳴った。
「もしもし」
「あ…たかくん?今、大丈夫?」
「す…少しなら…」
俺は橘さんを見て言った。
「明日、トゥエンティータイム遊園地に行かない?久しぶりにたかくんとデートしたいと思って……」
「あ…明日はと…友達と約束あるから行けないよ!!」
俺はりさこに嘘を言って誘いを断った。
「そっか…しかたないな……じゃ~今からたかくんの家に行っていい?話したいことがあるの?」
「…今日は疲れてるから1日中、寝ていたいんだ!!だから…今度にしてくれる?」
俺はりさこに会いたくなかった。
「……わかった。……たかくん……最近、どうしたの?なんか変だよ?なにかあっ……」
ガチャ
俺はりさことの電話を切った。
「…高岡くん、いいの?夏焼さんのこと?」
「いいんだ!りさことはいつでも会えるし!!」
……この時の俺はりさこと別れようとしていた。
なぜなら……
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