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「愛!と…取り返して来たぞ!!か…かばん!!」
「たかちゃん!!ありがとう!!」
……中学3年の夏休み俺と愛は動物園に行った。なぜ愛と動物園に行ったかは覚えていない。
その帰り道、俺がトイレに行ってる間、愛はかばんをひったくりされた。
俺は必死になって愛のかばんをひったくりから取り返した。
「たかちゃん?そのもう1つのかばんは?」
「あ!!これ?ひったくりした奴が持ってたんだ!!一応、取られた人困ってると思って持って来たんだ」
「そうだったんだ!!そのかばん、交番に届けよ!!」
「そうだな!」
俺と愛は交番に向かった。
同じ頃ある場所で
「りさ~泣かないで!!かばんは私が取り返してくるから!」
「ひっく…ひっく…」
……この時のりさこは男の人を見るだけで恐かった。そんなりさこがひったくりをされたのだ。
「りさ~取り合えず交番に行こう!!誰かがかばんを取り返してくれてるかもしれないし~!!」
「わ…わかった!」
りさこと須賀屋は交番に向かった。
そして、交番である男の子と女の子を見たのだ。
「りさ!!見て、あの子が持ってるかばんりさのだよね?」
「本当だ!!私のかばんだ!!ひ…ひったくりから取り返してくれたのかな?」
「たぶん、そうだよ!お礼言いに行こう?」
「みや!待って!!なにか様子が変だよ?」
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