第1章

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うちは山本琉雨(るう)中学2年。今一つ年下のイケメン・秀人君に片思い中。 でも、今まで好きになった人が振り向いてくれたことは、、、ない。 好きな人に、「うちのこと、どう思う?」ってきいても、「普通。」 普通が一番つらいんだよぉ。 しかもその彼は、付き合ってる。なおさらダメだろ。 どんどん希望がなくなっていくぅ。でも・・・さ。  side秀人 俺は今、付き合ってるのか付き合ってないのかよくわからない状態。 付き合ってるんだろうけど、もうすぐ終わる。 そんなとき、かわいい子に遭遇。 上靴の色が違うから、きっと、俺より一つ年上らしい。 名前は、山本・・山本琉雨。向こうもちょっと気になってる?わけないか。 そう思って教室に入った。ふと、さっき琉雨と会った廊下を見た。 琉雨はこっちを見ていた。かわいい。 今、秀人君秀人君と目合っちゃった。それだけでもう幸せ。 秀人君の彼女になれたら・・・、いいことばかりなんだろうなぁ。
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