第1章

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side秀人 きょう、琉雨と同じ部活のやつから、放課後残ってて、って、言われた。 もしかして、告白?  しなきゃいいのに。俺には好きな人、いるから。 容赦なく振ってやるぜ。想像しただけで笑えて来る。ざまぁ。 放課後 はぁー。やっと放課後か。長い一日だったな。 さて、ここで待ってるとするか。振られる前提のかわいそうな女の子を。 あれ?あそこにいるのって?琉雨?まさか琉雨が俺に? んなの、振るわけねぇじゃん!俺、馬鹿なこと考えてた。 振るなんてこと、するわけない。 琉雨が俺に言った。「好き」だって。 俺も、言わなきゃ。今しかない。 ずっと気づいてた。お前が俺のことずっと見てたこと。知ってたんだ。 俺さぁ、好きな人が出来たから、前付き合ってたやつとは、別れたんだ。 好きな人教えてほしい?俺が好きなのは・・・。 俺は、琉雨にキスをした。琉雨は驚いた顔をしていた。 そう、琉雨、お前だ。好きだ。付き合おう。
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