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「てか、ここ何処やねん?!」
後ろでは、悟が街や城を交互に見て叫んでいた。
「シルヴァーノ様ーっ!」
すると、前方にアイリーが大きく手を振っている。
シルヴァーノが門を潜るなり、たわわな胸を上下に揺らせて駆け寄って来た。
そして、シェルスタの上にもう一人少女が乗ってることに気づく。
「おんや~?
その可愛らしいお方は……」
「シルヴァーノ様ー!」
そのもう一人、城から父親であるカグヤの家臣が駆けて来た。
家臣はシルヴァーノを待ち構えていた様子で、シェルスタから降りたシルヴァーノに跪く。
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