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───気持ち悪い。
結局飲みすぎてしまって
打ち上げを解散する頃には
もうすっかり私は酔っていた。
心の中では琉惺に
ごめんねって伝えたいのに
結局そんなチャンスもないまま。
若干ふらついてしまった私を
小田さんが心配そうに
覗き込む。
「高野さん大丈夫ですか?
もし良ければ送りましょうか?」
「ううん大丈夫。
それに小田さんは
サリーたちを送らないとでしょ」
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