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「ホントっ!あのセンセー私たちの事馬鹿にしてるよね!?」
「う…ん。正論過ぎて言い返せなかったけど…ごめんね。」
「くるみが謝ることじゃないよ…うん。」
結局。
誰一人として言い返すこともできず、沈黙の時間が過ぎ、一限目は終わりを迎えていた。
「ていうか…気をつけなよくるみー。目ぇ付けられるよ?」
「でも…納得できないんだもん。あんなの厳しいだけで…みんなの事考えてないじゃん。」
「まーねぇ。でも、あーゆうセンセーなんだろーね。合理的な事しか考えない!って感じ?」
くるみは膨れっ面で教室を出る。
そのまま、実験室に向かう。
「憂鬱…かも。」
「かも、じゃなくて、だ、でしょ。」
「…はぁ。」
足取りも重くなるもの。
しかし、遅刻をすれば大目玉をくらう事間違いなし…であるだろう故、重い足で小走りを始める。
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