第2章誤解

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「で なんで貴方がここにいるの?」 「えっ~と偶然? 通りがかって…」 「通りがったって す…」 「ストーカーじゃないぞ!」 泉君は慌てて否定した 「はぁ? 私はこの辺りに住んでるのかって聞こうとしたんだけど? …ストーカーしてたんだ君」 「違うバカ! 偶々…そうだ! 散歩してたら宇宙が泣いてて でも それがお前の子供とはな~」 「…宇宙に近づかないで!」 私は泉君を睨み付けた 「お前が愛してる人って男は男でも子供だったてことか?」 「…だったらなに貴方には関係ない!」 「ゴメン… 知らなかったとは言え 昨日は失礼なこと言った許してくれ」 ずっと失礼だった彼が頭を下げた事に驚いた 「…貴方もちゃんと謝れるのね~」 「なっ! 俺だってそのくらの常識はあるバカにするな!」 赤面する泉君に私はクスクスと笑った 「わっ笑うな!」 「ゴメン可愛くてつい ウフフ ありがとう宇宙を助けてくれて」 私は笑顔でお礼を言った そんな私を泉君はそっと抱き締めてきた 「ちょっと調子に乗るなストーカー離しなさい」 「ムリ離さない…誤解…だった」 泉君は抱きつきながらブツブツと独り言を言っていた
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