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side~龍~
(良かったなんかスッゲー嬉しい)
俺は力いっぱ抱き締めクルミはもがきなが…
「もう~
苦しいから離して!」
腕の力を緩めクルミを見て
「俺
諦めないから覚悟しろ」
「えっ…
ムリよ宇宙を愛してるの恋愛してる余裕はないわ」
俺は再び腕に力を入れてクルミの肩口に顔を埋め…
「それは強敵だな
でも
宇宙を愛してるクルミを好きになったから…」
カッコよく告白しようとしてるのに俺の腹の虫がそれをブッチ壊した
「プッ
お腹へってるの?…ボク」
(小バカにされた
くそカッコわりー)
「…ガキ扱いするな!」
「宇宙を助けてくれたお礼に奢るわ」
「えぇ~手料理がいい
宇宙が言ってたぞママの美味しいって
ママも食べたい~」
「なっ!?
変態調子に乗るな!」
「あぁ間違えた
俺もママの食べたい~だった」
俺はニヤリと笑った
「貴方って図々しいのね
はぁ~…いい
宇宙に余計なこと言った許さないから」
「おう!
分かった」
「……行きましょう!」
クルミは踵を返し俺はその隣を彼女の手をとって歩いた
「ちょっと離して
なにしてんの?」
クルミが抵抗しないよう手を強く握ったら…
「はぁ~なんで私なの?…
貴方にはもっと相応しい子がいるでしょ」
「…好きになったんだ
しょがないだろ?」
「・・・」
クルミは落胆のいろを見せ歩き出した
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