10人が本棚に入れています
本棚に追加
業務終了ののち尚ちゃんに捕まり昼間の約束どおり泉君はやって来た
(あぁーもう面倒ゴメンね宇宙
ママすぐ帰るから堺のおじさんの所でおりこうにしててね)
「じゃあ
行こうクルミ♪」
「…斎藤です!」
なんだかんだで居酒屋へ3人で行った
席について泉君は…
「クルミはなに飲む?
ビールでいい?」
「…はぁ~
飲みません私すぐ帰るから」
「えぇ~
なんで?
いいから飲めよ帰り送るし…」
「いいえ結構よ
アナタたちだけ飲めば?」
私は適当に注文した尚ちゃんは泉君に話しかけニコニコ
(…さっさと食べて帰りたい)
暫く食事をしながら尚ちゃんの話に相槌をうつ私
泉君は返事して会話している
(… そろそろ帰れるかなぁ2人いい感じだし)
私は自分が食べた分のお金をテーブルに置き席を立った
「…ちょっと待って
金はいいよ奢るつったろ?
それに送るだから…」
寂しそうな顔をした泉君。
「若いわね~
君
オバサンは疲れたわ
じゃあ
尚ちゃん明日遅刻しないようにね!」
店を出た私を追ってきた泉君。
「待って~
クルミ金はいいよ」
無理やり握らせ抱き締めてきた
「ちょっ!
なに酔ってる?…君」
「酔ってねぇ
俺は泉龍之介だ君じゃない!」
「…分かったから離して泉くん
オバサンをからかわないの!」
「また
誘うから今度は2人で…」
「断るわ!
つまみ食いするなら他あたれば?」
私はそう言いってその場を後にした
最初のコメントを投稿しよう!