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「つまり、
元彼の話をしなかったら、
舞は、プロポーズはされていなかったかも?
ってことになるのかな?」
モリリンが、いつもの如く名推理を披露した。
「は!!はあ???」
立ちくらみを起こしそうな私とは異なり、
当然といった調子で、レーナはフンと鼻を鳴らした。
「つまりは、
1年間、舞が浮気しなかったら結婚してやるよってこと?」
モリリンの発想力の豊かさに、全身の毛が逆立った。
「ありえない。ありえないから」
首を左右に振って、否定をする。
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