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「そう考えると、
なんだか彼自身の保身のための発言みたいに感じるかも....」
なっちゃんの乱射攻撃により、死亡寸前の私に、止めを刺すかのごとく、
モリリンの、深い溜め息とともに更なるどん底へと誘われた。
銃撃で瀕死寸前になり、テーブルに突っ伏したままの帰還兵の私は、どうにか顔を起こし、
敵となった、かつての応援団の一同の顔を眺める。
「いつにも増してみなさま厳しいお言葉ですことで」
「浮かれてるとこ、悪いわね。これが現実よ舞」
レーナの冷たいリアル感に触れ、最後の気力が奪われた。
赤ワインのグラスを煽るように飲干した。
くっそぉ~~酔ってなくちゃやってらんないぞ!!
「それとさ、気になってたんだけど、
彼のこと、そろそろ名前で呼んだら?」
「え?なんで?」
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