1868人が本棚に入れています
本棚に追加
「そう。
レーナが、遠距離恋愛なんか、させるべきじゃ無かったって、
舞には、似合わない恋愛を選ばせちゃったって、悩んでいたから」
なっちゃんの口から聞く、レーナの本音。
そんな風に思っていたなんて。
考えても見なかった…。
もしや、それで成宮さんとくっつけようと企んで、この前、成宮さんを連れてきたのかな?
「遠距離の恋は難しい。それは、確か。
離れている分、早く一緒になりたいとか、
傍にいたいって気持ちは強く感じると思うけれど、
彼の告げた一年という時間は、
舞のためにも在ったほうがいいと、思うんだ」
「離れていたほうが良いって事?」
私の質問に、なっちゃんは笑顔で答えた。
最初のコメントを投稿しよう!