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目を瞬かせて、
何事が起きたのか理解出来ない私に、微笑む成宮さん。
「やっと起きたね。
仕事何時から?僕はそろそろ出るのだけど、
朝食は?食べるかい?」
次つぎに繰り出される質問に答える前に、
自分の状況確認!!
服は!一応着てる!
セーフ!!
.....って、セーフとかより、何で此処にいるの私....
というより、何処から沸いた??成宮!!
「あのぉ、、此処は一体ドコデショウカ?」
震え声で尋ねた私に、首を傾げて彼はじっと見つめる。
「憶えてないの?昨日飯島と呑んで、その足で僕の家に来たこと」
「っへ???」
ベッドに腰掛けて、
ぼさぼさ頭の私の頬を指先でそっと撫でて、
口元をほんの少し緩め、瞳の奥に私を映した。
「一晩泊めてと言ったのは君だよ?」
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