─仮面の恋─ Act3.プレゼントⅠ

4/30
前へ
/53ページ
次へ
「煙草、平気?」 車を走らせながら、吉城さんは聞いてくる。 「…あ……えっと。大丈夫です」 ほんとは苦手だけど…。 「コラ。 そういうところは、嘘ついちゃダメ」 あたしの心の中の声が聞こえたみたいに、吉城さんは笑ってた。 あたし…そんなに分かりやすいのかなぁ。 なんか、ため息が出ちゃいそう。 「じゃ、アフタヌーンティーにしよう。 可愛いワンピース着てるしね」
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

251人が本棚に入れています
本棚に追加