─仮面の恋─ Act3.プレゼントⅠ

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「えっ…。で、でも」 そんな、友達でもないのに…。 「じゃあ…えっと。…暁さん」 「暁」 ええー…。どうしよう。 だって…けっこう年上…だよね。 それなのに、呼び捨てなんて…無理…。 「さと……サト君」 「もうそれでいいや」 吉城さん──サト君は、運転しながら、また笑ってる。 よく笑う人だなぁ…って思ったけど… …もしかして、あたしが笑われてるだけ? 子供っぽいから?
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