第1章

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わけが分からぬ間々、牢屋を出た僕は、その後彼らに強引に連れられ、エレベーターに乗せられた。 「ちょっと、窮屈だけど勘弁してくれ。もうじき、その手錠も外すからさ。」 「ーーー僕をどうする気だ?」 「うーん、内緒。とりあえず大人しくしてもらおうか。その内分かるからさ。」 そう言うと金髪は、懐から銃を取り出し僕の前に突きつけた。 「……」 「その内ね。」 彼は不適な笑みを浮かべ、エレベーターは3階へと移動する。
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