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とある1DKアパートの一つに僕はいる。
薄暗い部屋の片隅で膝を抱えながら、僕はスマホを手に取り文書を打ち込んだ。
何度も誤字脱字を繰り返しながらも、ようやく書き終える事ができた。
不思議な事に書き終えると少し気持ちが楽になり、何故か笑えてきた。
「……本当にくだらない世界だよな。」
そうさ、くだらない何もかもがね。
立ち上がり、ふと見上げると壁に掛けた時計が3時を示していた。
「腹減った……な。」
そして、いつもどうりに僕は部屋を出た。
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