プロローグ

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見下ろした間々話すのも失礼なので、僕は彼女の目線までしゃがみ込み、もう一度話し掛けてみた。 「で、君はここで何をし……って……」 全く同じセリフだったが、僕は言葉を詰まらせた。 と言うのも、彼女の前髪はまるで目元を隠すかのように長く、そして白髪でとても怖かったからだ。
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