78人が本棚に入れています
本棚に追加
「うたかたの夢」
現代に残された瑞希の兄「桜庭颯(さくらばはやて)」は、瑞希を必死に探す。
マスコミ、警察、様々な捜索の中で、瑞希の過去が明らかになり、バッシングの嵐にさらされる。
婚約者の「真田菜摘」(さなだなつみ)は、彼をかばって車に轢かれ、瑞希のいた幕末へと、タイムスリップ。
記憶をなくした彼女は、「ナツ」として、診療所の一員に。
そこで出会ったのは、新撰組の「沖田総司」(おきたそうじ)。
いつしか惹かれあう二人だが、周囲の反対により、離ればなれに。
山崎の計らいにより、再び出会った二人が思いを結び、それぞれの道を歩き始める。
ナツは、現代へ。
沖田は、江戸へ。
******
そしてその後。
現代に戻った菜摘は、颯と結婚。
やがて娘の遥が生まれる。
けれども、遥は、瑞希の生まれ変わりだった・・・
彼女を追いかけた稔麿もまた、現代に生を受け、二人の物語が再び始まる。
最初のコメントを投稿しよう!