これまでのあらすじ

3/4
前へ
/228ページ
次へ
「うたかたの夢」  現代に残された瑞希の兄「桜庭颯(さくらばはやて)」は、瑞希を必死に探す。  マスコミ、警察、様々な捜索の中で、瑞希の過去が明らかになり、バッシングの嵐にさらされる。  婚約者の「真田菜摘」(さなだなつみ)は、彼をかばって車に轢かれ、瑞希のいた幕末へと、タイムスリップ。  記憶をなくした彼女は、「ナツ」として、診療所の一員に。  そこで出会ったのは、新撰組の「沖田総司」(おきたそうじ)。  いつしか惹かれあう二人だが、周囲の反対により、離ればなれに。  山崎の計らいにより、再び出会った二人が思いを結び、それぞれの道を歩き始める。  ナツは、現代へ。  沖田は、江戸へ。     ******  そしてその後。  現代に戻った菜摘は、颯と結婚。  やがて娘の遥が生まれる。  けれども、遥は、瑞希の生まれ変わりだった・・・  彼女を追いかけた稔麿もまた、現代に生を受け、二人の物語が再び始まる。    
/228ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加